突発的行為酒場で人生が変わった件

皆さんはイケメンに君のザーメンを飲みたいと言われたことはありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はあります。

 

 

 

 

2021年早々の緊急事態宣言。デスク、ゲーミングチェア、コーヒーメーカーを買ったことで快適な在宅勤務を行なっているが、いかんせん誰とも会話できていない。

しかも、年が明けてから江東区木場、中央区日本橋、神奈川県小田原市の3箇所しか足を踏み入れていない。

何も変化がない単調な日々。新たな刺激が欲しい。

 

普段であればソープランドa.k.aおちんちん気持ちいい浴場に通うが、最近若干飽きてきた感じがする。

 

ネットの大海原を彷徨った私はある発見をする。

 

ハプニングバーである。

 

ハプニングバーとは、性的にいろいろな嗜好を持つ男女が集まり客同士で突発的行為を楽しむ、バーの体裁をとった日本の風俗である。(引用元:Wikipedia)

 

言ってしまえば、積極的にナンパをし、成功すればヤり部屋で粘膜の濃厚接触が可能なバーである。

 

人見知り陰キャである私には絶対に難易度高い場所であると思ったが、新たな刺激を得るには最適な場所である。最悪収穫がなくても社会勉強になると思い(風俗系行く時毎回思ってることではある)、20時、都内某所へ向かう。

 

ここで一つ目の関門。店の場所がわからない。

ハプニングバーはグレーゾーンな形態であるため、摘発のリスクがある。そのため、完全会員制、店の場所は店のHPにも載せず、目印の場所の付近でお店に電話するシステムになってる。

 

なんとか目印のところで電話をし、店員氏に店の場所をご教示頂く。指定されて場所は雑居ビルの一角。看板も何もなく、まさかハプニングバーがあるとはとても思えないが、恐る恐るインターホンを押すと紳士的な男性が現れる。

 

「お電話頂いた方ですか?どうぞこちらへ。」

母親の如き安心感。

 

ここでお店のシステム、会員規約の説明と身分証明書(保険証、免許証の2種類)の提示をした後、お店でのハンドルネームを決める。風俗行くのノリでHNは山下に決定。これを経て晴れて私も会員の一員である。

料金は29時まで飲み放題で17000円。カクテル9時間飲放題なら普通にお得では?と若干感動する。

 

普通のバーと異なり、席につくより前にロッカーで貴重品、スマホをロッカーに預ける。これは盗撮を防ぐ以外にも連絡先交換を防ぐためでもある。

 

荷物を預け、席に案内される。カウンターに案内されるが、残念ながらお隣は男性であった。

 

しかしかなりのイケメンである。

 

ジントニックを頼み待ってる間、ノンケの私でも思わず見惚れてしまう。

 

するとイケメンは僕の視線に気づき、笑顔で挨拶をしてくれる。

「こんばんは!アオイって言います!」

イケメンの爽やかな自己紹介。優勝。

 

 

アオイ氏と世間話をしつつ、ハプバーは初めてなので、数年来の常連の彼にハプバーのイロハを教わる。

 

アオイ氏から教わったイロハは以下に要約される。

 

・ハプバーは匿名性が高い空間だし、セッ目的の人が大半だから恐れずガンガン行く。

 

・男女マンツーマンで話してても、この男はヤれないだろと思ったら割り込んで奪うのもあり。

 

・自己紹介→女性を褒めまくれば後はその人とのフィーリング、タイミングなどの運勝負

 

・常連の女性は新規客を相手にしないから相手にしない。(近くに来た時に軽く世間話する程度)

 

・女を口説く時は基本的に個人プレーだが、時にはチームプレーが必要になる。

 

このアドバイスを頂き、アオイ氏によるあそこの男から奪おうと課題を頂き、ソファー席に移動する。

 

そこにいたのは、いきものがかり水野良樹似の冴えないサラリーマンとセックスレスの人妻のような雰囲気を醸し出してる三十路らしき女性。

 

陰キャから淫キャと化した漏れはマシンガントークを繰り広げる。

そうして、無事プレイルームへ誘い出すことに成功する。

 

マシンガントークを繰り広げた結果、人妻のクリを広げることができた。

 

人妻、フェラ上手すぎワロタ。

 

 

無事おちんちん満足後、アオイ氏に報告をする。お礼に一杯ご馳走させて下さいと言ったら、まさかの一言。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君のザーメンを飲みたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハプバーのおかしな雰囲気に飲まれ、頭がおかしくなっていた漏れは

「いや、今射精したばっかだから少しインターバルを下さいw」と謎発言。

 

 

じゃあ俺は適当に女とヤってるから過当なタイミングで大部屋来て と言われ、しばしの別れ。

 

 

私はウォッカソーダを2杯飲み、少し冷静になる。俺のザーメンが欲しいってどういうこと?彼にフェラされちゃうの?ってか彼はバイセクシャルなの?ってか彼がセッしてる時に部屋入っていいの?など疑問は尽きない。

 

とりあえず約束の1時間が経ったので、大部屋のヤり部屋に入る。アオイ氏は女性のアナルに指を入れていた。

 

アオイ氏の隣ではコスプレをしていた幼女体型の可愛らしい女の子が3Pをしている。

 

すごい気まずく思ってたらアオイ氏が行為を終え、僕のもとにやってきて、開口一番

 

「山下くんはフェラしたことある?」

 

ないと即答。

 

じゃあ一緒にしよう言われる。

フェラのやり方はアナルを開発されていた女性にレクチャーを受ける。

 

アナルさんから、初心者は気持ちよくさせることより歯を当てないことを最優先にすることがポイントと教わった。

 

いざ口を開け、男根を咥える。人生で1番緊張した瞬間である。

 

なんともいえない感情に襲われ、泣きそうになるが、なぜか私の男根はギンギンだった。

 

僕の拙いフェラは5分ほどで終了し、今度は彼の番である。

 

結論だけ書くとめっちゃ射精した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2度目の射精後、シャワーを浴びてウォッカソーダを飲む。世界の広さを改めて知った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあとGスポットを開発されたピンク髪のみくあらき似の26歳とヤったけど、それは需要があれば気力がある時に書きます。

 

 

fin.